横浜みなとみらい大ホールにおいて、クリスチャン・リンドバーグ指揮・トロンボーン、神奈川フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会 みなとみらいシリーズ 第346回が開催される。両者の指揮・演奏での共演はこれが初とのこと。
公演詳細は以下の通り。
日時:2019年1月26日(土) 14:00開演
会場:横浜みなとみらい大ホール
入場料:
S席6,000円 A席4,500円 B席3,000円
ユース(25歳以下)当日1,000円
シニア(70歳以上)各席種10%引き
後半券(第1部開演後から販売、休憩からご入場で各席種半額)
定期会員は各席種10%引き(お電話のみ受付)
※ 未就学児童のご入場はご遠慮ください。
出演:
指揮・トロンボーン:クリスチャン・リンドバーグ
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
プログラム:
ヒンデミット/弦楽と金管のための協奏音楽Op.50
L.モーツァルト/アルト・トロンボーン協奏曲二長調
シベリウス/交響曲第2番二長調Op.43
協力:
横浜みなとみらいホール
後援:
スウェーデン大使館 日本トロンボーン協会
主催・チケット・お問合せ
神奈川フィル・チケットサービス
045-226-5107(平日10:00-18:00)
クリスチャン・リンドバーグ プロフィール
1958年スウェーデン生まれ。17歳でトロンボーンを始め、2年後早くもストックホルム王立音楽大学に入学。
同時にストックホルム王立歌劇場管弦楽団に入団するが、ソロ奏者になるべく、英国王立音楽大学に留学。
弱冠25歳でストックホルム・フィルと協演し、ソロデビュー。
以降、ワルシャワ・フィル、スウェーデン放送響ほかの著名オーケストラと協演し、世界各国でその卓越した技術と深い音楽性をアピール。数々のコンクールに優勝し、権威ある「フランク・マルタンコンペティション」では優勝のほかにマリア・マルタン賞も受賞する。
常に意欲的にレパートリーを開拓し、オリジナル曲から大曲のアレンジ、現代作曲家からの献呈作品まで莫大な数にのぼるが、どんな大作であろうと常に暗譜で演奏に臨んでいる。また、自国の作曲家ヤン・サンドストレムとの綿密な計画により完成された《オートバイ小旅行》《ドン・キホーテ》はセンセーショナルな話題を捲き起こし、世界各国で度々演奏されている。その華々しい活躍はテレビ、ラジオ出演、コンサート、CD、そして金管楽器奏者としては初めてのLDリリースと破竹の勢い。1992年にはヨーロッパ合同4社放送局が、日本を含む世界各国でのコンサートツアーに同行して制作したドキュメンタリー番組が、ユーロビジョンでヨーロッパ各国で放映された。1994年にはイギリスBBC「ザ・クラシカル・ミュージカル賞」を指揮者のクラウディオ・アバド、チェロのヨーヨー・マなど世界のトップアーティスト達と共に受賞する。日本でも1991年から度々リサイタルを行うほか、読響、新日フィル、日フィル、都響、紀尾井シンフォニエッタ、アンサンブル金沢などとの協演で注目されている。
これまでにベルリン・フィル、シカゴ響、BBC響など一流オーケストラと共演し、ルイ・アームストロング、マイルス・デイヴィス、デニス・ブレイン、モーリス・アンドレと共に20世紀最も偉大な管楽器奏者に選ばれた。またPodre de Pallabreでは、リンドバーグを、クライスラー、ルービンシュタイン、ロストロポーヴィチ、オイストラフ、ゴールウェイらと並び、クラシック音楽の最も偉大な代弁者として挙げている。スペインのヴァレンシアでは、彼の名前を冠したクリスチャン・リンドバーグ国際トロンボーン・コンクールも開催されている。ロンドンの英国王立音楽大学ではプリンス・コンソート名誉教授の称号を与えられ、2005年にはスウェーデン国王より権威ある勲章”Litteris et Artibus”(文化功労賞)を授与された。これまでにベリオ、クセナキス、武満徹、タネジなどから80を越える作品を献呈されており、300を越える作品の初演を行っている。
2009年ノルウェー・アークティック・フィルの首席指揮者に就任。
また作曲家としては、1997?1998年に《(トロンボーンと弦楽器のための)Arabenne》を自身で初めて作曲した。シカゴ響、ロッテルダム・フィル、スコットランド室内管、スウェーデン室内管などが委嘱した作品の数は50を超える。
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